京都のホームインスペクター 

京都 ホームインスペクション(住宅診断)のブログ

夜、快適に寝たい

II 夜、快適に寝たい 今年の夏も暑かったですね。 ようやく暑さの盛りも過ぎて、日中歩いてもヘトヘトになることはなくなったでしょうか? 今回は夜、寝る時の話です。 寝具でも快眠グッズが販売されていますが、今回は夏の夜、寝やすくするための部屋の環境…

断熱診断サービスはじめました

II 断熱診断サービスはじめました 梅雨も開けて、真夏の陽気が続いていますがいかがでしょうか? 少しづつですが、ホームインスペクションの問合せも増えてきています。 問合せを頂く中で最近、中古物件の断熱性能について関心がある方が増えてきたという印…

特殊建築物定期報告

II 特殊建築物定期報告 今回は住宅から少し離れて一般建築物の話題です。 私たちにとって身近な建築物は建物診断が義務になっているという話題です。 住宅と同じく、大規模な建築物も完成後から経年により老朽化、機能低下が進んでいきます。 10年ほど前に…

欠陥住宅を見抜く(再掲)

II 欠陥住宅を見抜く 先日、民放テレビ番組で不動産業界を扱った番組がありました。 職業柄見入ってしまったのですが、 今日はその番組内でも盛り上がっていた欠陥住宅について取り上げたいと思います。 *欠陥住宅とは何か? 「欠陥住宅」とは見えない部分…

中古住宅の価格の決まり方(再掲)

II中古住宅の価格の決まり方 前々回は中古住宅売買において、「その建物がどのような状態か」といった専門家が診断した物件情報が抜けていると話しました。 本編の前に少し補足します。これは不動産仲介業者が悪いということではなく、新築住宅を建て、販売…

給湯器の寿命と故障のサイン

II 給湯器の寿命と故障のサイン 先日、我が家(賃貸一戸建て)の給湯器が故障したので、その報告を兼ねた記事です。 *給湯器の耐用年数は何年? 故障して初めて知る事も多いですが、給湯器にも耐用年数があります。 使用頻度は家族構成によって違いますが、…

中古住宅売買の現状は?(再掲)

II中古住宅売買の現状は? 皆さんは、住宅を買おうとしたとき、どうしますか? 私に限らず、ほとんどの皆さんは、新聞の広告を集めたり、物件情報を得るため不動産仲介業者の店舗にいくか、インターネットで検索すると思います。 *本当に知りたい物件情報が…

ホームインスペクションって何?(再掲)

今回は過去の掲載記事の再掲です。 メディアでホームインスペクションが認知されつつあります。 検索でブログを見ていただく方も増えてきましたので、インスペクションの記事を中心にアップします。 IIホームインスペクションって何? 「ホームインスペクシ…

水周りは換気をすべし

II水回りは換気をすべし 今回は家を長持ちさせるためのノウハウをご紹介します。 *劣化状況はケースバイケース 住宅のリノベーションやインスペクションで数多く木造の中古住宅を見ていますが、建物ごとに劣化状況は実に様々です。 建物の外壁に大きなクラ…

朽ちるインフラ

II朽ちるインフラを読んで GWもおわり、日常に戻りました。 皆さんは連休をどのように過ごされましたでしょうか? 私は家族と長野まで車で行き、GWらしくのんびり過ごしてきました。 思えば、家庭を持って以来初めて家族旅行らしい旅行でした。 勤め人時代は…

ハウスメーカー施工物件のホームインスペクション 2

IIハウスメーカー施工物件のホームインスペクション2 前回のつづきで、ハウスメーカーが設計施工をした物件のホームインスペクションを行った事例を紹介したいと思います。 *きれいな外装。ぼろぼろの内装。 メンテナンスが良く、外壁がとても良い状態だっ…

ハウスメーカー施工物件のホームインスペクション 1

IIハウスメーカー施工物件のホームインスペクション1 今回、ハウスメーカーが設計施工をした物件のホームインスペクションを行った事例を紹介したいと思います。 *ハウスメーカーの住宅と建売り住宅と何が違う? 大手ハウスメーカーの中古住宅物件をインス…

空き家対策特別法案

II空き家対策特別措置法案 空き家の増加が防災面などで地域の問題になっているなか、先日の国会で空き家対策特別措置法が可決成立しました。 *空き家法案ってどういう内容? いわゆる空き家法の主な内容は下記の2点 市町村が固定資産税の情報を利用して所…

AIA関西支部セミナー

IIAIA関西支部セミナー 先日、AIA(エリア•イノベーション•アライアンス)関西支部のセミナーに参加してきました。 AIAは木下斉氏が代表理事を努め 中心市街地等の地域活性化に取り組む団体と連携して地域と企業が協同し、自立経営を実現するフレームを構築…

現住住宅のホームインスペクション

家主さんが住まわれている住宅のホームインスペクションをご紹介!

木造住宅耐震化へ向けて2

II木造住宅耐震化へ向けて2 前回は意外と高い住宅の耐震化率とそれでも多い非耐震化住宅戸数、 住宅耐震改修が進まない意外な理由について確認してきました。 木造住宅耐震化へ向けて1 今回は住宅の耐震改修を促進するため、国と各地方自治体等が設けている…

木造住宅耐震化へ向けて1

II木造住宅耐震化へ向けて1 先日、国土交通省指定の講習会 「木造住宅の耐震診断と補強方法」 を受講してきました。 内容は木造住宅の「耐震診断」と「耐震改修設計」 です。 耐震診断の実務専門的な内容で、受講者は建築設計に関わっている方がほとんどで…

水道管の異音は水栓と給湯器をチェック

II 水道管の異音は水栓と給湯器をチェック 先日、夜間にシャワーを使おうとしたところ水道管からブォーンという音が聞こえる。 原因を教えて欲しい。 というお問い合わせを受けました。 本来であれば、水道工事業者に連絡をされるところですが、夜間でどこに…

京町家をかりる

II 京町家をかりる 京都市内で暮らしていて京町家に憧れがあります。 西陣の京町家で住みながら働く友人がいて、その佇まいや雰囲気がとても良いです。 先日、京都市景観まちづくりセンターにて 「京町家の売買•賃貸契約と注意点」 という勉強会に参加してき…

京都に住む心得

II 京都に住む心得 京都市景観•まちづくりセンターにて 「町家探しの心得イロハ」 というセミナーを受けてきました。 講師はNPO法人 京町家•風の会の代表理事で 京町屋専門の不動産業をされている井上信行さん 心得というお題だけあって、京都に住むときに心…

欠陥住宅を見抜く

II 欠陥住宅を見抜く 先日、民放テレビ番組で不動産業界を扱った番組がありました。 職業柄見入ってしまったのですが、 今日はその番組内でも盛り上がっていた欠陥住宅について取り上げたいと思います。 *欠陥住宅とは何か? 「欠陥住宅」とは見えない部分…

ホームインスペクションセミナー開催のお知らせ(再掲)

日本ホームインスペクターズ協会近畿支部が消費者向けにセミナーを開催します。 昨年国土交通省からガイドラインが発表されたホームインスペクションは これからの中古住宅流通に欠かせないサービスとなっています。 しかし、まだ一般的に知られていません。…

建物緑化は本当に良いの?

II 建物の緑化は本当に良いの? この季節まちなかを歩いていると、小学校などの施設でへちまやゴーヤの壁面緑化をしているのをよく見かけると思います。 中には絵画のように様々な植物をレイアウトしているものあります。 とても涼しげでいいですね。 直射日…

住宅•土地統計調査について

今月総務省がH25年住宅•土地統計調査を発表します。 ここで、大きく取り上げられる事になるのが「空き家問題」だと思います。 前回H20年の住宅土地統計調査によると全国の「空き家」はおよそ757万戸 ここ20年間でその数は2倍に増えていました。 空き…

どのマンションが安心なの?

前回はマンションの施工不良が起きてしまう原因を考えました。 今回は気になる、「どこなら安心なの?」を掘り下げて行きたいです。 今回ように大手デベロッパー(販売会社)、ゼネコン(施工会社)が誠に残念な不祥事を起こしていますが、これからマンショ…

ホームインスペクションセミナー開催のお知らせ

日本ホームインスペクターズ協会近畿支部が消費者向けにセミナーを開催します。 昨年国土交通省からガイドラインが発表されたホームインスペクションは これからの中古住宅流通に欠かせないサービスとなっています。 しかし、まだ一般的に知られていません。…

マンションの施工不良はナゼ起きる?

今年になって分譲マンションの施工不良のニュースが数多く報告されています。 設備配管用の開口(スリーブ)が未施工 基礎杭長さ不足による建物の傾き 鉄筋コンクリートの鉄筋施工不足 などなど 報道を見る限りデベロッパーも施工会社も大手でマンションのグ…

シロアリに弱い住宅と強い住宅

業務で町家や古民家のリノベーションを行っていて気付くことは 建物の状態はその状況によってさまざまということです。 弊社で改修設計を手がけた古民家改修工事中の現場で羽アリが出たことがあります。 今回はその話しをしたいと思います。 この家は築50…

国が戸建て住宅の価値を見直しへ

国交省が3月31日「中古戸建て住宅に係る建物評価の改善に向けた指針」を発表しました。 ケンプラッツでも詳しく特集されているので、ご一読ください。 このブログでも以前書きましたが、中古住宅の市場価値はその家の状態とは関係無く築年数で決まってし…

「空き家条例」って何? その2

今回は「空き家条例」の目的についてご説明します。 結論からいうと、だいぶざっくりですが、 「空き家をもっと活用して安心•安全な生活環境をつくり、さらには地域コミュニティの活性化につなげよう!」 ということを目的としています。 かなり前のめり感も…