京都に住む心得
II 京都に住む心得
「町家探しの心得イロハ」
というセミナーを受けてきました。
京町屋専門の不動産業をされている井上信行さん
心得というお題だけあって、京都に住むときに心がけておく事、知っておくと「なるほど!」と腑に落ちる事も多かったです。
*京都に溶け込める人とは?
- ご近所付き合いが出来る人
- 挨拶が出来る人
- 自治会や町内会に参加出来る人
でもこれは京都に限らずどこでも前のことのように思います。
地域で暮らす以上、ご近所に気づかいできることが大切です。
ところが、マンションで単身で住んでいると上記のことは全く不要な場合もあります。
プライバシーや治安の問題もあり、隣に住んでいる人を知らない事の方が良い場合もあります。
私は横浜から京都に移住して一年経ちました。
引越す前は京都に住むのは近所付合い大変じゃない?
と、友人から散々脅かされましたが(笑)、とても住みやすいところです。
京都に住む方からも「たいへんでしょう」と気づかい頂くこともありますが、
引越して間もなく、ご近所の方から声をかけていただいたり、小学校の行事へ誘っていただいたり、とても心強かったです。
*京都というまちを知る
古都京都の洛中(いわゆる旧市街地)は商売人や職人の街で職住一体の生活でした。
一方、昭和に入ると人口増加により、洛外に新市街地が整備されて行きます。
今でいうと自営の家庭が多い京都の中心部とサラリーマン家庭が多い郊外部という構図ができていました。
それが、今日の保育園、幼稚園の配置に当てはまって現れています。
つまり、中心部の旧市街地では比較的保育園や学童や児童館が多く見つけやすいですが、郊外住宅地にいくと幼稚園はあるのですが、保育園が少ないです。
これは一例ですが、京都に移住する際に自分達の「ライフスタイル」と「まち」を知る事で、より暮らしが楽になると思います。
住んでみて良く分かる事ですが、京都は地域によって街並の雰囲気が大きく異なります。まちの構造を知る事で、より自分にとって暮らしやすいまちになります。
私もすまいの専門家として「京都に住みたい」「町家に住みたい」という移住者に良いアドバイスが出来るようにこれからも勉強会やセミナーに参加していこうと考えています。
これからも、少しづつご報告して行きたいと考えています。
また、ホームインスペクションのご依頼もお待ちしています。
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