京都のホームインスペクター 

ホームインスペクション(住宅診断)のブログ

ハウスメーカー施工物件のホームインスペクション 1

 IIハウスメーカー施工物件のホームインスペクション1

 

今回、ハウスメーカーが設計施工をした物件のホームインスペクションを行った事例を紹介したいと思います。

 

ハウスメーカーの住宅と建売り住宅と何が違う?

大手ハウスメーカーの中古住宅物件をインスペクションしたのは初めてでした。

ハウスメーカーがつくる家は「家製品」のようなものです。

家電メーカーが「家電製品」を製造販売しているようなものです。

各社、独自の商品を開発し、自社工場で部材を製作して、現場に運び、仕様に沿って「組立て」ます。

もちろん大工が施工を行いますが、各メーカーは品質を確保するためメーカー毎にそれぞれ独自の仕様があります。

大工も各メーカーの仕様を学ぶため、メーカー仕様の技術講習を学び、製品の品質を確保しています。

 

一方、建売り住宅はというと、千差万別で性能も仕様も一概ではありません。

いえるのは、コストと仕様は比例するので、安ければそれなりの性能で仕様ということです。

 

ハウスメーカーの住宅

今回インスペクションを行ったのは、

軽量鉄骨造、2階建て築20年を超える物件です。

まず外装を見ます。

基礎の状態や外壁、軒の状態を見て行きます。

床下開口部に小さなクラックがあるものの、概ね状態は良い

外壁の状態も良く、劣化は見られません。

軒天もきれいで雨漏れも無い。

とても築20年とは思えない良い状態

 

適切にメンテナンスをすると住宅は長持ちする

外部環境は夏はとても暑く、台風もあり、冬は寒く、とても過酷な環境です。

20年も経つと、外装では必ず劣化が見られますが、今回の物件はそれらがほとんど見られませんでした。

むしろ、築浅の建物に見えるくらいきれいな外観です。

不思議に思い、不動産仲介業担当者に聞くとこの物件の元オーナーが外部の補修工事を行ったとのことでした。

シール際や水切り金物との塗装際の状態など、丁寧に養生して工事をしていています。

外壁の補修状況を調査する限り、とても丁寧に補修工事を行っているように見えました。適切にメンテナンスをすることで、建物は若返るのだなと改めて実感しました。

 

 それでも建物は劣化する

次は内部

外部がとても良い状態でしたが内部はーーー

 「ビニルクロスの劣化」、「設備機器の劣化」が目立ちました。

 壁や天井クロスが剥れて、無惨にめくれてきています。

また、キッチンや洗面の水栓器具からは漏水も見られました。

配管配管接続口ボロボロです。

これは手入れが行き届いていない。 すぐには住むことは出来ない状況です。

それはどういうこと?

 

つづきは次回。

次回は床下、天井裏についてもレポートします。 

 

 

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